高橋敏/著 -- 筑摩書房 -- 2007.12 -- 372.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 372.1/タカハ/一般H 117164411 一般 利用可

資料詳細

タイトル 江戸の教育力
書名ヨミ エド ノ キョウイクリョク
シリーズ名 ちくま新書
シリーズ巻次 692
著者名 高橋敏 /著  
著者ヨミ タカハシ,サトシ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2007.12
ページ数等 206p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり
一般件名 日本-教育-歴史-江戸時代  
ISBN 4-480-06398-6
定価 680円
問合わせ番号(書誌番号) 1101469367
NDC8版 372.1
NDC9版 372.105
内容紹介 江戸の教育といえば、「寺子屋」「読み書き算用」だが、その内実はどのようなものであったのか。寺子屋では子ども一人一人に応じて、社会に出て困らないような、「一人前」になるためのテキスト(手習教本)が用意され、そうした文字教育は非文字の教育(しつけ・礼儀)と不可分のものだった。地域において教育を担ったのは、名望家の文人たちであり、そのネットワークが日本中に張りめぐらされ、教育レベルを下支えしていた。その驚くべき実像を、近世教育史の第一人者が掘り起こす。
著者紹介 1940年生まれ。65年東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授。専門は近世教育・社会史、アウトロー研究。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
プロローグ 「教育の時代」としての江戸時代
第1章 江戸時代の文字文化(寺子屋の時代;村の寺子屋;町の寺子屋;礼儀作法をしつけた寺子屋;師弟は三世の契り)
第2章 江戸時代の非文字文化―家と地域の教育(親をしつける―大原幽学の教育;一人前にする―「若者組」の教育;家を守る―放蕩息子を勘当する)
第3章 江戸の教育ネットワーク(『論語』が常識の時代;『小学』が寺子屋師匠のバックボーン;知のネットワーク)
エピローグ 庶民皆学の行方