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1 件中、 1 件目
ティツィアーノ〈パウルス3世とその孫たち〉
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ロベルト・ザッペリ/著 -- 三元社 -- 2007.11 -- 723.37
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所蔵は
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
鳥取県立
書庫
723.3/サツヘ/一般H
117162266
一般
利用可
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資料詳細
タイトル
ティツィアーノ〈パウルス3世とその孫たち〉
書名ヨミ
ティツィアーノ パウルス サンセイ ト ソノ マゴタチ
副書名
閥族主義と国家肖像画
シリーズ名
作品とコンテクスト
著者名
ロベルト・ザッペリ
/著,
吉川登
/訳
著者ヨミ
ザッペーリ,ロベルト , ヨシカワ,ノボル
出版者
三元社
出版年
2007.11
ページ数等
150p
大きさ
19cm
版表示
新装版
内容細目
文献あり 年表あり
原書名
Tizian Paul 3.und seine Enkel.∥の翻訳
ISBN
4-88303-217-5
定価
2200円
問合わせ番号(書誌番号)
1101467706
NDC8版
723.37
NDC9版
723.37
内容紹介
『パウルス3世とその孫たち』は、ティツィアーノの最も有名な、論じられることの多い絵画の一つである。とはいえ、この絵が提示する一連の問題は、今日まで満足のいく解答を見出していない。この絵は普通、国家肖像画のジャンルに分類されているが、これまで誰も、その絵の政治的意味内容を解読しようとしなかった。この絵において、なぜ教皇の二人の孫アレッサンドロとオッターヴィオだけが描かれ、彼の息子ピエル・ルイージや他の二人の孫オランツイォとラヌッチオは描かれなかったのか?なぜ絵画の制作が中断されたのか、そして、画家は別れを告げたが、ティツィアーノとファルネーゼ家との関係がそこなわれなかったのはなぜか?依頼者の希望で伝えられるはずであった政治的メッセージを人々に理解させるのに、画家はどのような芸術的手段を用いてこれに成功したのか?文献的及び図像的資料の研究によって、著者は、上記の問に対し、説得力のある答えを出すことができた。同時に、本書で示された分析は、美術史研究のかかえているアクチュアルな諸問題を討論の対象にすえる機会をも提供している。
著者紹介
【ザッペリ】1932年カタルーニァ生まれ。ローマで哲学と歴史を研究し、現在、エンチクロペディア・イタリアーナ研究所の編集員として活躍している。
著者紹介
【吉川】1948年生まれ。77年京都大学大学院文学部研究科博士課程修了。現在、熊本大学教育学部教授。専門:美術史・美術理論、美術教育。
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内容一覧
タイトル
著者名
ページ
第1章 未完の肖像画『パウルス3世とその孫たち』(ティツィアーノ作『パウルス3世とその孫たち』;表敬 ほか)
第2章 肖像画の政治的機能(閥族主義;国家肖像画 ほか)
第3章 画家の思惑(ファルネーゼ家とティツィアーノ;ローマのティツィアーノ ほか)
第4章 肖像に滑り込まされる野望(ピエル・ルイージの四人の息子たち;アレッサンドロの焦り ほか)
第5章 野望の結末、そして絵が語るもの(制作の中断についての新説;肖像画のその後の運命 ほか)
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