稲賀敬二/著 -- 笠間書院 -- 2007.10 -- 910.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 910.2/イナカ-4/一般H 116948625 一般 利用可
鳥取県立 書庫 910/イナカ-4/県人H 120000932 郷土県人 禁帯出

資料詳細

タイトル 稲賀敬二コレクション
書名ヨミ イナガ ケイジ コレクション
巻次
巻書名 後期物語への多彩な視点
巻書名 後期物語への多彩な視点
著者名 稲賀敬二 /著  
著者ヨミ イナガ,ケイジ  
出版者 笠間書院  
出版年 2007.10
ページ数等 359p
大きさ 22cm
内容細目 内容: 平安後期物語素描 平安後期の物語
一般件名 日本文学-歴史 , 物語文学-歴史  
ISBN 4-305-60074-9
定価 8000円
問合わせ番号(書誌番号) 1101461214
NDC8版 910.2
NDC9版 910.2
内容紹介 自由闊達、大胆奔放、豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを集成。本巻は、平安後期の物語に関する論考を収録。「「寝覚」「浜松」「狭衣」の世界」「進化する「堤中納言物語」論」の2部構成。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序 平安後期物語素描
第1部 『寝覚』『浜松』『狭衣』の世界(形式的処理による一つの場合―『寝覚』『浜松』に関して;形式的処理の一死角―『浜松中納言物語』をめぐって;『寝覚』『浜松』の位置―位置づけの前提条件の一考察;『寝覚』『浜松』の表現―その一、髪の描写語彙の相異;平安後期物語の新しさはどこにあるか―『寝覚』執筆時に意図された「新しさ」;後期物語は『源氏物語』の亜流か―「寝覚の広沢の准后」と「源氏の准太上天皇」;『浜松中納言物語』―平安後期文学の作品研究;東宮実仁親王の死は『狭衣物語』を変貌させたか―物語前史としての「源氏のおとど」の物語;堀川関白は幼帝補佐の摂政を経験した―『狭衣物語』の作者の政治史認識)
第2部 進化する『堤中納言物語』論(『堤中納言物語』解説(その1);『堤中納言物語』解説(その2)―『堤中納言物語』の成立の謎をとく;『堤中納言物語』解説(その3)―十編の集合とその完成まで;「花桜折る少将」の光遠、季光、光季―勝手な読みの功罪;「逢坂越えぬ権中納言」と「琵琶行」―その作意についての臆説;平安末期物語の遊戯性―短編物語クイズ論;『堤中納言物語』の短編的手法―順・中務・景明;物語の系列化集合論と『堤中納言物語』の段階的形成過程・仮説―道長の時代から頼道の時代へ)