小川さくえ/著 -- 法政大学出版局 -- 2007.10 -- 766.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 766.1/オカワ/一般H 117071740 一般 利用可

資料詳細

タイトル オリエンタリズムとジェンダー
書名ヨミ オリエンタリズム ト ジェンダー
副書名 「蝶々夫人」の系譜
著者名 小川さくえ /著  
著者ヨミ オガワ,サクエ  
出版者 法政大学出版局  
出版年 2007.10
ページ数等 204p
大きさ 20cm
一般件名 歌劇 , 婦人(演劇上)  
ISBN 4-588-67207-X
定価 2200円
問合わせ番号(書誌番号) 1101453896
NDC8版 766.1
NDC9版 766.1
内容紹介 西欧における日本女性のイメージはいかにして形成されたか―。ロティの『お菊さん』、ロング、ベラスコ、プッチーニの『蝶々夫人』を、サイードが指摘する「再構成と繰り返し」の過程として読み直し、レーヴェン『バタフライ』における自己相対化の手法、ウォン『M・バタフライ』における異性装のパフォーマンスにジェンダーの本質と模倣の構造を探る。
著者紹介 長崎県生まれ。大阪市立大学大学院博士課程修了。ドイツ文学専攻。現在、宮崎大学教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 ピエール・ロティ『お菊さん』(一八八七 九三)―幻想に裏切られた西洋人がみた日本女性
第2章 ジョン・ルーサー・ロング『蝶々夫人』(一八九八)―現実からイメージへの変換
第3章 デイヴィド・ベラスコ『蝶々夫人』(一九〇〇)―原作小説はどのように書きかえられたか
第4章 ジャコモ・プッチーニ『蝶々夫人』(一九〇四)―西洋の観察者、東洋の死体
第5章 パウル・レーヴェン『バタフライ』(一九九八)―バタフライはなぜ宿命の女ではないのか
第6章 デイヴィド・ヘンリー・ウォン『M・バタフライ』(一九九八)―パロディによる「美しい物語」の解体