塩浦彰/著 -- 洋々社 -- 2007.4 -- 910.268

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 910.2/シオウ/一般H 117033137 一般 利用可
鳥取県立 書庫 910/シオウ/協力 140967377 協力 利用可

資料詳細

タイトル 荷風と静枝
書名ヨミ カフウ ト シズエ
副書名 明治大逆事件の陰画
著者名 塩浦彰 /著  
著者ヨミ シオウラ,アキラ  
出版者 洋々社  
出版年 2007.4
ページ数等 264p
大きさ 20cm
個人件名 永井 荷風 , 藤蔭 静枝  
ISBN 4-89674-920-0
定価 2400円
問合わせ番号(書誌番号) 1101415812
NDC8版 910.268
NDC9版 910.268
内容紹介 明治四十四年一月十八日、二十四名の被告たちに死刑が宣告された大逆事件の判決の日、永井荷風は一人の芸妓に電話をかけた―「わたしは文学者たる以上この思想問題について黙してゐてはならない」。逆風の時代を生きる男と女の愛の深淵。
著者紹介 1935年新潟県生まれ。県下の短期大学、高等学校教員を歴任し2005年定年退職。日本近代文学会・国際啄木学会・平出修研究会・大逆事件の真実をあきらかにする会の各会員。第8回岩手日報啄木賞受賞。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序の巻 大逆事件判決日の荷風と芸妓八重次のこと
1の巻 八重次生い立ち―並びに「文学芸者」となること(“花柳小説”の原風景;生い立ちに関する諸資料の問題;祖父と二人の師匠;藤間勘右衛門;「文学芸者」八重次)
2の巻 八重次と荷風―ご両人の出会いのこと(荷風二度の結婚;八重次との遭遇;大逆事件前夜の荷風時代観;日蔭者へのあこがれと実践;結婚のあとさき;「結婚制度」への訣別)
3の巻 静枝と荷風―ご両人の自己表現のこと(『矢はずぐさ』執筆前後;“花柳小説”の終焉;当代『芸者論』と荷風;荷風の女性観をめぐって;静枝の舞踊革新と短歌活動)
結びの巻 大逆事件の陰画を今に映ずること