田中きく代/編 -- 昭和堂 -- 2007.3 -- 682

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 682/ミチト/一般H 116812713 一般 利用可

資料詳細

タイトル 〈道〉と境界域
書名ヨミ ミチ ト キョウカイイキ
副書名 森と海の社会史
著者名 田中きく代 /編, 阿河雄二郎 /編  
著者ヨミ タナカ,キクヨ , アガ,ユウジロウ  
出版者 昭和堂  
出版年 2007.3
ページ数等 288,10p
大きさ 22cm
内容細目 索引あり
一般件名 交通-歴史  
ISBN 4-8122-0732-0
定価 3800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101415311
NDC8版 682
NDC9版 682
内容紹介 関西学院大学の教員、歴史学を中心に文学、美学、社会学、民俗学の教員たちの5年にわたる学際的な共同研究の成果。中間領域である「道」と「境界域」の歴史的意義を問い、対立的な緊張関係を緩和する可能性を探る。
著者紹介 【田中】所属:関西学院大学文学部。主な業績:「南北戦争期の政治文化と移民-エスニシティが語る政党再編成と救貧」「北米の小さな博物館-「知」の世界遺産」「北アメリカ社会を眺めて-女性軸とエスニシティ軸の交差点から」「南北戦争期の社会的ネットワークと女性の公共圏」。 
著者紹介 【阿河】所属:関西学院大学文学部。主な業績:「近世フランスにおける狩猟書の世界」「近世前半期フランスの外国人」「アンシアン・レジームの国家と社会」「ルイ14世時代の《貴族改め》の意味」。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 森の世界がつくる“道”(森と獲物の領有をめぐって―近世フランスにおける狩猟権と狩猟慣行;森のイコノロジー―ブルゴーニュのタピスリーに描かれた森;森の“道”からの来訪者―外来者をめぐるフォークロア)
第2部 ものと情報をつなぐ海と陸の“道”(近世海運ルートと文学の“道”―西鶴文学の情報ルーツ;水路網が結ぶ“道”―近代フランス新・交通革命の担い手としての舟運;海の聖人を訪ねる“道”―ポルトラーノ史料にみる聖ニコラオスの島;内陸の交易路―一六~一七世紀ポーランドにおける毛皮・肉牛取引から)
第3部 「境界」経験による再生の“道”(近代フランスに誕生したカトリック巡礼の“道”―聖地ルルド、リジュー、そしてパリ;越境する演劇―形式の模倣と新しい創造;戦争の記憶をたどる“道”―ナチ強制収容所をめぐるドイツ人社会の体験から)
第4部 権力と威信の通り“道”(王権が行く“道”―プトレマイオス朝の祭典文化とディオニュソスのテクニタイ;旅する裁判所―巡回陪審裁判制度成立史素描;公道の民主主義―一九世紀アメリカの政治文化とパレード)