内田千鶴子/著 -- イースト・プレス -- 2007.1 -- 721.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 721.8/ウチタ/一般H 116811483 一般 利用可
鳥取県立 書庫 721/ウチタ/協力 140966619 協力 利用可

資料詳細

タイトル 写楽を追え
書名ヨミ シャラク オ オエ
副書名 天才絵師はなぜ消えたのか
著者名 内田千鶴子 /著  
著者ヨミ ウチダ,チズコ  
出版者 イースト・プレス  
出版年 2007.1
ページ数等 284p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり
個人件名 東洲斎 写楽  
ISBN 4-87257-755-8
定価 1800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101394454
NDC8版 721.8
NDC9版 721.8
内容紹介 彗星のごとく現われ、わずか一〇カ月で一四〇枚以上の役者絵などを残した写楽だが、「なぜ忽然と姿を消したのか?」の謎はいまだ解かれていない。版元・蔦屋重三郎との関係、時代背景などから浮上してきた浮世絵師・豊国との壮絶な闘いとは…。写楽研究の第一人者が、新たな「写楽の謎」に挑み徹底検証。
著者紹介 1966年早稲田大学第一法学部卒。79年写楽研究を始める。「写楽=能役者・斎藤十郎兵衛」説を確立させた著者の功績は大きく、現在は、講演活動に追われている。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 写楽の生きた時代(蔦屋重三郎が惚れ込んだ男;時代は田沼から松平の倹約政治へ;身代半減の処断を受けた重三郎;大評判になった歌麿の美人画だが;宿敵・豊国のデビュー)
第2部 写楽を追う―どうしても写楽に会いたい(写楽に魅せられた義父の手紙;写楽はいったい何者か?;ケンブリッジ大学に渡った写楽の真実;写楽を捜せ)
第3部 蔦屋重三郎が見出した男 写楽はこんな絵師だった―出端から引込みまで(本命の絵師が見つからない;五月興行始まる;強調した役者の顔の欠点;どうしても必要だった南畝の力;この大首絵には魔物が憑いている;曽我祭を契機に厳しくなった官憲の目;能舞台で培われたデザイン感覚;能衣裳の手法を生かす;弾圧の標的になった「心中物」;名優の死も商売に;一一月の顔見世興行始まる;豊国と役者絵で勝負;それでも写楽に賭けた重三郎;訣別のとき)