丸山直樹/編著 -- 白水社 -- 2007.1 -- 489.56

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 489.5/マルヤ/一般H 116870399 一般 利用可

資料詳細

タイトル オオカミを放つ
書名ヨミ オオカミ オ ハナツ
副書名 森・動物・人のよい関係を求めて
著者名 丸山直樹 /編著, 須田知樹 /編著, 小金澤正昭 /編著  
著者ヨミ マルヤマ,ナオキ , スダ,カズキ , コガネザワ,マサアキ  
出版者 白水社  
出版年 2007.1
ページ数等 193,7p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり
一般件名 おおかみ(狼) , 動物-保護  
ISBN 4-560-04076-1
定価 1800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101393699
NDC8版 489.56
NDC9版 489.56
内容紹介 日本のオオカミが一九〇五年に絶滅して以来はや一世紀。天敵不在で増えすぎたシカによる森林・田畑の被害の声は、日本各地で絶えることがない。また奥日光ではニッコウキスゲやシラネアオイが危機に瀕し、はては尾瀬でもミズバショウが食害にあっているという。二〇〇五年十一月、野生生物保護学会で「日本のオオカミ絶滅百年シンポ」が開催され、日本オオカミ協会に集う第一線研究者から若手フィールドワーカーまでが最新の研究・調査を発表した。その成果をもとに広く一般向けに書き下ろされた本書により、いま、その食性や人との共存について「オオカミの真実」が浮き彫りにされる。
著者紹介 【丸山】東京農工大学名誉教授、日本オオカミ協会会長。専門:自然保護文化論、野生動物保護学。著書「地球は誰のもの?」など。 
著者紹介 【須田】立正大学地球環境科学部講師。専門:森林生態学、保全生物学、有蹄類の生息に対する生態系の反応。訳書:ブックハウト編「野生動物の研究と管理技術」。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 日本におけるオオカミ絶滅百年を迎えて
第1章 崩壊する生態系―オオカミ絶滅がもたらしたこと
第2章 尾瀬にもシカ出現!―自然生態系が危ない
第3章 オオカミは何を食べているのか
第4章 オオカミは日本に帰ってきたら何を食べるのか?
第5章 オオカミの捕食能力―生態系への貢献
第6章 ポーランドのオオカミの生息状況
第7章 オオカミと住民との共存―ポーランドの事例
第8章 モンゴル人のオオカミ観、今昔
第9章 日本人のオオカミ観
第10章 人を襲わないオオカミ、襲うオオカミ