浜井浩一/著 -- 光文社 -- 2006.12 -- 368.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 368.6/ハマイ/一般H 116803225 一般 利用可

資料詳細

タイトル 犯罪不安社会
書名ヨミ ハンザイ フアン シャカイ
副書名 誰もが「不審者」?
シリーズ名 光文社新書
シリーズ巻次 281
著者名 浜井浩一 /著, 芹沢一也 /著  
著者ヨミ ハマイ,コウイチ , セリザワ,カズヤ  
出版者 光文社  
出版年 2006.12
ページ数等 249p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり
一般件名 犯罪 , 犯罪予防  
ISBN 4-334-03381-4
定価 740円
問合わせ番号(書誌番号) 1101386669
NDC8版 368.6
NDC9版 368.6
内容紹介 猟奇的な少年事件や検挙率の低下などを根拠に、「安全神話の崩壊」が叫ばれ、厳罰化と監視強化が進む。しかし、統計をきちんと読み解くならば、あるいは軽微な犯罪者ばかりで老人や病人の多い刑務所を直視するならば、決して「治安悪化」とは言えないはずである。効果のある犯罪対策を実施するには、正しい現状分析なくして、正しい解決はありえない。そのため本書はまず「『安全神話の崩壊』論の崩壊」を宣告。治安悪化言説こそが「神話」なのである。
著者紹介 【浜井】1960年愛知県生まれ。早稲田大学教育学部卒。法務省出身。矯正施設、保護観察所勤務のほか、法務総合研究所研究官、国連犯罪司法研究所研究員等を歴任。龍谷大学法科大学院教授。臨床心理士。専門は刑事政策、犯罪学、社会調査、統計学・犯罪心理学。 
著者紹介 【芹沢】1968年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。京都造形芸術大学非常勤講師。専攻は近代日本思想史・文化史。著書に「狂気と犯罪」「ホラーハウス社会」「〈法〉から解放される権力」。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1章 犯罪統計はどのように読むべきか(高まる「犯罪不安」;スローガンばかりが目立つ ほか)
2章 凶悪犯罪の語られ方(宮崎勤から始まった;狂乱の報道合戦 ほか)
3章 地域防犯活動の行き着く先(事後活動から予防活動へ;背景としての新自由主義 ほか)
4章 厳罰化がつくり出した刑務所の現実(不審者とはどんな人か;科学的根拠はあるか ほか)