熊倉千之/著 -- 筑摩書房 -- 2006.10 -- 913.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 913.6/クマク/一般H 116716111 一般 利用可

資料詳細

タイトル 漱石のたくらみ
書名ヨミ ソウセキ ノ タクラミ
副書名 秘められた『明暗』の謎をとく
著者名 熊倉千之 /著  
著者ヨミ クマクラ,チユキ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2006.10
ページ数等 318p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり
ISBN 4-480-82358-1
定価 2200円
問合わせ番号(書誌番号) 1101375953
NDC8版 913.6
NDC9版 913.6
内容紹介 平凡な市井の夫婦の「こころ」に生じた一筋の裂け目―克明な描写の陰に巧みに織り込まれた漱石文学の秘密とは。
著者紹介 1936年生まれ。サンフランシスコ州立大学卒。ミシガン大学、サンフランシスコ州立大学などで日本語・日本文学を教える。88年帰国後、東京家政学院大学、金城学院大学教授を歴任。現在はフリーの研究者。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 『明暗』の造形―漱石の愛した数字「二十八」(創作の偶然と必然;「失われた“愛”」の道標)
2 導入部(一‐四十)―漱石のたくらみ(秘された鍵の束)(『明暗』の主題―まことの愛、「純白な“こゝろ”」へ;『明暗』のブロック建築―八百五十倍の鏡の底に映ったもの ほか)
3 前半:展開部(四十一‐百十四)―対話による問題解決法(天井凝視と観劇と(四十一‐四十八);岡本家の人々 ほか)
4 後半:「暗」から「明」へ(百十五‐二百二十八)―純白な“こゝろ”への回帰(絶筆部分まで(百十五‐百八十八);小林の診断(百十六‐百二十二) ほか)
5 「一切を脱ぎ棄てる」小説としての『明暗』(『明暗』と小説言語の問題;作者の声介入 ほか)