山田兼士/著 -- 思潮社 -- 2006.8 -- 911.52

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 911.5/ヤマタ/一般H 116684401 一般 利用可

資料詳細

タイトル 抒情の宿命・詩の行方
書名ヨミ ジョジョウ ノ シュクメイ シ ノ ユクエ
副書名 朔太郎・賢治・中也
著者名 山田兼士 /著  
著者ヨミ ヤマダ,ケンジ  
出版者 思潮社  
出版年 2006.8
ページ数等 239p
大きさ 20cm
個人件名 萩原 朔太郎 , 宮沢 賢治 , 中原 中也  
ISBN 4-7837-1631-5
定価 2200円
問合わせ番号(書誌番号) 1101364925
NDC8版 911.52
NDC9版 911.52
内容紹介 昭和十年前後、危機的な状況のなかで、詩はどのように表出されたのか。自らの死を前提とした「晩年」を、抒情そのものの宿命として生きた、朔太郎、賢治、中也。その最後の境位を生成する動線としてとらえ、ありうべき可能性を見いだす。卓抜した作品解析力と詩史論的ヴィジョンが浮き彫りにする、近代の抒情、最後の光芒―。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 萩原朔太郎・詩の晩年―「猫町」以後(詩の逆説あるいは小説の夢;「蟲」を読む;「鏡」のうしろにあるもの)
2 宮沢賢治・童話の詩学―生成テクストの行方(『注文の多い料理店』の詩的構造;ベンネンブドリの肖像;「グスコーブドリの伝記」と「ポラーノの広場」 ほか)
3 中原中也・憂愁詩篇―ボードレール詩学からの反照(「曇天」まで―黒旗の「憂鬱」;「言葉なき歌」まで―「憂愁」の生成;「蛙声」まで―「憂愁」の展開 ほか)