レイ・ジャッケンドフ/〔著〕 -- 岩波書店 -- 2006.7 -- 801

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 801/シヤツ/一般H 116651392 一般 利用可

資料詳細

タイトル 言語の基盤
書名ヨミ ゲンゴ ノ キバン
副書名 脳・意味・文法・進化
著者名 レイ・ジャッケンドフ /〔著〕, 郡司隆男 /訳  
著者ヨミ ジャッケンドフ,レイ , グンジ,タカオ  
出版者 岩波書店  
出版年 2006.7
ページ数等 572p
大きさ 23cm
内容細目 文献あり 索引あり
原書名 Foundations of language.∥の翻訳
一般件名 言語学  
ISBN 4-00-022758-0
定価 6800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101356414
NDC8版 801
NDC9版 801
内容紹介 伝統的な生成文法では統語論だけが生成的であると仮定しているが、それに対してジャッケンドフは本書で、音韻論、統語論、意味論が同様に生成的であるという並列機構を提案する。そして、生成的な各部門はたがいにインターフェース部門を介してコミュニケーションをとり、語彙項目がそのインターフェースの一部として重要な役割を果たすと論じる。さまざまな異なる立場の言語理論に含まれる洞察も取り込んだこの枠組みは、言語処理、言語獲得、言語使用、空間認知、社会認知、進化心理学、神経科学などとの実り多い相互作用を生み出し、言語研究が人間の本質を明らかにするという、かつて多くの人が生成文法に対して抱いた期待に応えるものであると言えよう。
著者紹介 【ジャッケンドフ】マサチューセッツ工科大学で言語学を学ぶ。71~2005年ブランダイス大学言語学教授。2005年よりタフツ大学哲学教授。自然言語の意味/概念理論、統語/語彙理論、心の機構、生成音楽理論、意識、社会認知という幅広い関心分野をもつ。 
著者紹介 【郡司】1981年オハイオ州立大学大学院修了。大阪大学言語文化部教授などを経て、現在、神戸松蔭女子学院大学文学部教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 心理・生物学的基盤(言語構造の複雑さ;心的現象としての言語;組み合わせの性質;普遍文法)
第2部 機構的基盤(並列機構;語彙的格納対オンラインの構築;処理への示唆;機構に対する進化論的見方)
第3部 意味・概念的基盤(心的活動としての意味論;指示と真理;語彙意味論;句の意味論;むすびのことば)