検索条件

  • 著者
    大和運輸社史編集委員会
ハイライト

小森陽一/著 -- 平凡社 -- 2006.5 -- 913.6

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 913.6/コモリ/一般H 116604854 一般 利用可

資料詳細

タイトル 村上春樹論
書名ヨミ ムラカミ ハルキ ロン
副書名 『海辺のカフカ』を精読する
シリーズ名 平凡社新書
シリーズ巻次 321
著者名 小森陽一 /著  
著者ヨミ コモリ,ヨウイチ  
出版者 平凡社  
出版年 2006.5
ページ数等 277p
大きさ 18cm
個人件名 村上 春樹  
ISBN 4-582-85321-8
定価 780円
問合わせ番号(書誌番号) 1101339509
NDC8版 913.6
NDC9版 913.6
内容紹介 日本、アメリカ、中国等で大ヒットした『海辺のカフカ』。カフカ少年とナカタさんのパラレルな物語に“癒し”や“救い”を感じた人も少なくなかった。けれども、本当にそういった内容なのだろうか?丁寧なテクスト分析によって、隠された構造が浮かび上がる。暴力が前面に現れつつある「九・一一」後の世界に、記憶と言葉の大切さを訴える、渾身の村上春樹論。
著者紹介 1953年東京都生まれ。北海道大学文学部卒。同大学院文学研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 『海辺のカフカ』とオイディプス神話(オイディプス神話という主題;『オイディプス王』の物語 ほか)
第2章 甲村図書館と書物の迷宮(図書館という母性的空間;なぜ『千夜一夜物語』を最初に読むのか ほか)
第3章 カフカ少年はなぜ夏目漱石を読むのか―甲村図書館と書物の迷宮2(カフカ少年は『坑夫』と『虞美人草』を読む;「近代教養小説」という視点 ほか)
第4章 ナカタさんと戦争の記憶(ナカタさんの出自;記憶の欠落と識字能力の喪失 ほか)
第5章 『海辺のカフカ』と戦後日本社会(カーネル・サンダーズが語る「天皇の人間宣言」の虚偽;「生き霊」と『菊花の約』の意味するもの ほか)