小泉義之/著 -- 筑摩書房 -- 2006.4 -- 130.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 130.4/コイス/一般H 116468962 一般 利用可

資料詳細

タイトル 病いの哲学
書名ヨミ ヤマイ ノ テツガク
シリーズ名 ちくま新書
シリーズ巻次 593
著者名 小泉義之 /著  
著者ヨミ コイズミ,ヨシユキ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2006.4
ページ数等 236p
大きさ 18cm
一般件名 哲学 , 生と死  
ISBN 4-480-06300-5
定価 720円
問合わせ番号(書誌番号) 1101331103
NDC8版 130.4
NDC9版 130.4
内容紹介 病み衰えて末期の状態にある人は死ぬほかない―。死の哲学はそう考える。しかし死にゆく人にもその人固有の生命がある。死の哲学はそれを見ようとせず、生と死の二者択一を言い立てる。ソクラテスもハイデッガーもレヴィナスも、この哲学の系譜にある。そのような二者択一に抗すること。死へ向かう病人の生を肯定し擁護すること。本書はプラトン、パスカル、デリダ、フーコーといった、肉体的な生存の次元を肯定し擁護する哲学の系譜を取り出し、死の哲学から病いの哲学への転換を企てる、比類なき書である。
著者紹介 1954年札幌市生まれ。88年東京大学大学院人文科学研究科博士課程哲学専攻退学。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。哲学・倫理学を専攻。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 プラトンと尊厳死―プラトン『パイドン』
2 ハイデッガーと末期状態―ハイデッガー『存在と時間』
3 レヴィナスと臓器移植―レヴィナス『存在の彼方へ』
4 病人の(ための)祈り―パスカル、マルセル、ジャン=リュック・ナンシー
5 病人の役割―パーソンズ
6 病人の科学―フーコー