前田勉/著 -- 平凡社 -- 2006.3 -- 121.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 121.5/マエタ/一般H 116464722 一般 利用可

資料詳細

タイトル 兵学と朱子学・蘭学・国学
書名ヨミ ヘイガク ト シュシガク ランガク コクガク
副書名 近世日本思想史の構図
シリーズ名 平凡社選書
シリーズ巻次 225
著者名 前田勉 /著  
著者ヨミ マエダ,ツトム  
出版者 平凡社  
出版年 2006.3
ページ数等 283p
大きさ 20cm
一般件名 日本思想-歴史-近世  
ISBN 4-582-84225-9
定価 2800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101325958
NDC8版 121.5
NDC9版 121.5
内容紹介 近世の支配思想は兵学である。人切庖丁を腰に提げた者らの統治思想たる兵学、地に足がつかない理念倒れ だからこそもちうる朱子学の批判的可能性、カネの威力がもたらす社会的解体状況のなか、自立せる強者の思想・蘭学、理不尽な不幸に拉がれる弱者のルサンチマンが醸成する国学―鮮やかに描き出される近世思想の新構図。
著者紹介 1956年生まれ。東北大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、愛知教育大学教授。専攻、日本思想史学。著書に「近世日本の儒学と兵学」「近世神道と国学」「先哲叢談」、村岡典嗣「新編日本思想史研究」「増補本居宣長」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
近世日本思想史の四本軸
1 兵学(兵学と士道論―兵営国家の思想;中国明代の兵家思想と近世日本)
2 朱子学(「武国」日本と儒学―朱子学の可能性;古賀〓(とう)庵の海防論―朱子学が担う開明性;女性解放のための朱子学―古賀〓(とう)庵の思想2)
3 蘭学(功名心と「国益」―平賀源内を中心に)
4 国学(近世天皇権威の浮上;太平のうつらうつらに苛立つ者―増穂残口の思想とその時代;本居宣長の「漢意」批判;大嘗祭のゆくえ―意味付けの変遷と近世思想史)