李暁東/著 -- 法政大学出版局 -- 2005.5 -- 311.222

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 311.2/リ/一般H 116051866 一般 利用可

資料詳細

タイトル 近代中国の立憲構想
書名ヨミ キンダイ チュウゴク ノ リッケン コウソウ
副書名 厳復・楊度・梁啓超と明治啓蒙思想
著者名 李暁東 /著  
著者ヨミ リ,ギョウトウ  
出版者 法政大学出版局  
出版年 2005.5
ページ数等 301,15p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 政治思想-中国-歴史-近代 , 政治思想-日本-歴史-明治時代  
ISBN 4-588-15041-3
問合わせ番号(書誌番号) 1101244542
NDC8版 311.222
NDC9版 311.222
内容紹介 西欧列強による分割の危機にさらされていた近代中国において、「富強」のための立憲政治をいかに確立するかは大きな課題であった。それに正面から向き合い独自の構想を展開したのが、厳復、楊度、梁啓超などの啓蒙思想家たちである。彼らは西洋諸国や隣国日本から近代思想を受容しつつ、中国の伝統を「鍛錬」して民本思想や儒教にもとづく内発的論理の可能性を探究してゆくが、結局、袁世凱の帝制によって挫折を余儀なくされた。本書は、これら三人の立憲観や統治をめぐる思想と構想、その変遷を、福沢諭吉や加藤弘之ら明治期日本の知識人との比較を含めて考察し、自国の「伝統」と「近代」のせめぎ合いのなかで葛藤する啓蒙思想家たちの姿を描きだす。