鶴田敦子/著 -- 朝日新聞社 -- 2004.2 -- 375.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 375.5/ツルタ/一般H 115404349 一般 利用可

資料詳細

タイトル 家庭科が狙われている
書名ヨミ カテイカ ガ ネラワレテイル
副書名 検定不合格の裏に
シリーズ名 朝日選書
シリーズ巻次 745
著者名 鶴田敦子 /著  
著者ヨミ ツルタ,アツコ  
出版者 朝日新聞社  
出版年 2004.2
ページ数等 232p
大きさ 19cm
内容細目 年表あり
一般件名 家庭科  
ISBN 4-02-259845-X
問合わせ番号(書誌番号) 1101139085
NDC8版 375.5
NDC9版 375.5
内容紹介 教科書問題といえば、誰もが歴史教科書を思うだろう。けれど、1996年の教科書検定で、じつは家庭科からも多くの不合格がでていた。そこには検定側のどんな意図があったのか。かつて家庭科は女子だけが学んでいた。男女ともが履修するようになったのは’90年代のこと。生きていくために必要なすべてを家庭で学べるわけではないから、学校教育が重要なのは家庭科も同じ。ところが、戦前から「殖産興業」「富国強兵」「良妻賢母」「経済高度成長」…とスローガンを掲げ、国は教育を通じて都合のいい「家庭像」「人間像」をわれわれに刷り込もうとしてきた。そして少子高齢化社会に向かう現在、高齢者介護は家族だけで支えなければならないというのか。「望ましい家族像」を教科書に描いたところで、少子高齢化はとめられない。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 教科書は時代を映す
第2章 今、学校現場で
第3章 国は何を狙っているか
第4章 国家政策を担ってきた科庭科
第5章 教科書の検定不合格
第6章 「生活者」の家庭科へ
第7章 本当の「生きる力」を求めて