-- 世織書房 -- 2003.11 -- 905

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 905/フンカ-1/一般H 116190367 一般 利用可

資料詳細

タイトル 文学年報
書名ヨミ ブンガク ネンポウ
巻次
巻書名 文学の闇 近代の「沈黙」
巻書名 文学の闇 近代の「沈黙」
出版者 世織書房  
出版年 2003.11
ページ数等 446p
大きさ 22cm
内容細目 内容: 「沈黙」という主題系 言葉と身体   飯田祐子著
一般件名 文学  
ISBN 4-902163-03-9
問合わせ番号(書誌番号) 1101121035
NDC8版 905
NDC9版 905
内容紹介 本書から照らし出す近代の“闇”と“沈黙”とは、抑圧や隠蔽といった耳慣れた事態から生じたものではない。すぐそこにありながら、そうと意識する機会さえ奪われたまま、傍らに遠ざけたものである。言説の配置やイメージのステロタイプ化によって封印されてきた“闇”と“沈黙”の領域にいま、現代の時空に向けていっせいに光を投げかけ、先鋭的な多くの課題の所在を浮上させる。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 「沈黙」という主題系(言葉と身体―多和田葉子『聖女伝説』『飛魂』を通して;「探偵小説」が隠蔽するもの―黒岩涙香『無惨』から内田魯庵訳『罪と罰』へ;“美術”と裸体画をめぐる係争―雑誌における裸体画論争・第二幕と“民衆”;色彩の言葉、線の意味―小林秀雄『近代絵画』 ほか)
2 闇 近代の諸相(静かにしなさい、さもないと…―明治一〇年代の都市民権派と演説会;王妃の行方―暗殺事件前後における閔妃の表象;「文」と「近代」―夏目漱石の『文学論』の位相;“国民の声”としての民謡 ほか)