原聖/著 -- 岩波書店 -- 2003.9 -- 235

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 235/ハラ/一般H 115273123 一般 利用可

資料詳細

タイトル 〈民族起源〉の精神史
書名ヨミ ミンゾク キゲン ノ セイシンシ
副書名 ブルターニュとフランス近代
シリーズ名 世界歴史選書
著者名 原聖 /著  
著者ヨミ ハラ,キヨシ  
出版者 岩波書店  
出版年 2003.9
ページ数等 233,19p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり 年表あり
一般件名 ブルターニュ-歴史 , ケルト人  
ISBN 4-00-026847-3
問合わせ番号(書誌番号) 1101112026
NDC8版 235
NDC9版 235
内容紹介 フランス北西部、大西洋と英仏海峡に臨むブルターニュは、巨石文化やアーサー王伝説が残る風光の地として、フランスの中でも独自の光彩を放っている。この地方の人びとが誇る地域言語ブレイス語や、郷土色豊かな民俗文化は、いにしえの「ケルト民族」に由来するとされる。ブルターニュは、スコットランド、アイルランド、ウェールズなどと並んで、ケルト文化の息づく地だというのである。このような起源認識は、いかにして形成されたのだろうか。ヨーロッパ各地の民族起源論・言語系統論、フランスの民族起源としての「ガリア」意識、民謡収集の流行と民俗学の誕生、などの多様な視点を織りまぜながら、民族意識と地域文化成立の意味をとらえなおす。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 ブルターニュの誕生と民族起源説の生成(移住の記憶と諸伝説の生成;ブリタニアからブルターニュへ)
第2部 創出される「ケルト人」(正統化される起源伝説;ガリア・ケルト論の登場;ケルトマニアの誕生)
第3部 民俗から民族へ(民族主義の源泉としての民俗研究;民俗学とケルト学の成立;地域主義とケルト・ブーム)