野口裕子/著 -- 和泉書院 -- 2003.7 -- 910.268

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 910.2/ノクチ/一般H 115229406 一般 利用可

資料詳細

タイトル 円地文子の軌跡
書名ヨミ エンチ フミコ ノ キセキ
シリーズ名 和泉選書
シリーズ巻次 137
著者名 野口裕子 /著  
著者ヨミ ノグチ,ヒロコ  
出版者 和泉書院  
出版年 2003.7
ページ数等 211p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり
個人件名 円地/文子  
ISBN 4-7576-0218-9
問合わせ番号(書誌番号) 1101097501
NDC8版 910.268
NDC9版 910.268
内容紹介 本書は、代表作『女坂』や三部作『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』から作家の姿勢を問い、『妖』『二世の縁 拾遺』『女面』『小町変相』『やさしき夜の物語』『なまみこ物語』に、円地の古典受容に見られる傾向を説き明かした。古典文学の研究を経て、近現代文学の研究にたどり着いた著者により、最新の研究成果を踏まえ示された創作の軌跡は、円地文子の作品を読み、深く理解するための水先案内となろう。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 円地文子の世界を探る
第1章 作家の姿勢―“女を生きる”(再出発を期した三部作―『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』論;白川倫の生き方―『女坂』論)
第2章 古典受容の系譜―古典本文挿入から架空の古典創作へ(『伊勢物語』九十九髪の女の力―『妖』の構造と手法;秋成「二世の縁」現代語訳という創作―『二世の縁 拾遺』論;“野々宮記”の功罪―『女面』論;新しい小野小町の創出―『小町変相』論 ほか)
結章 展望―今後の研究に向けて