木畑洋一/編 -- 東京大学出版会 -- 2003.5 -- 329.62

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 329.6/センソ/一般H 115056303 一般 利用可

資料詳細

タイトル 戦争の記憶と捕虜問題
書名ヨミ センソウ ノ キオク ト ホリョ モンダイ
著者名 木畑洋一 /編, 小菅信子 /編, フィリップ・トウル /編  
著者ヨミ キバタ,ヨウイチ , コスゲ,ノブコ , トウル,フィリップ  
出版者 東京大学出版会  
出版年 2003.5
ページ数等 262p
大きさ 22cm
内容細目 索引あり
原書名 Japanese prisoners of war./の翻訳
一般件名 世界大戦(第二次)-捕虜  
ISBN 4-13-021068-8
問合わせ番号(書誌番号) 1101085826
NDC8版 329.62
NDC9版 329.62
内容紹介 本書を出版する理由は、日本における戦争の記憶のなかでともすると脇においやられがちな戦争捕虜処遇問題への関心を少しでも広げることにある。ただし本書は、この問題についての包括的な研究をめざしたり、何らかの統一的な結論を導き出すことを目論んだりした論文集ではない。本書は、捕虜処遇の実態そのものを扱った章から、捕虜処遇問題をめぐる法的側面を論じた章、この問題の歴史的背景を検討した章、戦後における和解への道程を探った章などから成り、戦争捕虜問題を考えていく際の視点を定めるにあたって手掛かりとなる多様な議論を提供することを目的としている。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 規範と実態(戦争捕虜問題をめぐる西欧と日本;国際法からみた捕虜の地位;ゲリラ戦と捕虜取扱い;連合軍捕虜と泰緬鉄道 ほか)
2 文脈と波紋(戦時下の大日本帝国における文化、人種、権力;第2次世界大戦期における日本人の人種アイデンティティー;「西欧文明」への挑戦?―日本軍による英軍捕虜虐待の歴史的背景;赤い十字と異教国―近代日本の“非宗教”とナショナリズムについて ほか)