徳永恂/編著 -- 平凡社 -- 2003.3 -- 361.234

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 361.2/トクナ/一般H 115143947 一般 利用可

資料詳細

タイトル アドルノ批判のプリズム
書名ヨミ アドルノ ヒハン ノ プリズム
シリーズ名 平凡社選書
シリーズ巻次 219
著者名 徳永恂 /編著  
著者ヨミ トクナガ,マコト  
出版者 平凡社  
出版年 2003.3
ページ数等 309p
大きさ 20cm
内容細目 内容: アドルノ再読   三光長治著
ISBN 4-582-84219-4
問合わせ番号(書誌番号) 1101070607
NDC8版 361.234
NDC9版 361.234
内容紹介 アドルノ生誕100年に当たる今年、皮肉にも「文明」が「野蛮」と名指すものの殲滅を目指し、啓蒙(文明)の野蛮への転落を説いたアドルノの「啓蒙の弁証法」の正しさが証明されようとしている。かつてアドルノが直面した歴史がそう呼ばれたように、現在の人間理性にとっての「危機の時代」は、アドルノの過酷なまでの「近代」批判をくぐりぬけることによってしか、新たな地平を切り拓くことができないのではないだろうか。本書では、こうした問題意識を共有する、哲学、文学、音楽の領域にわたる8人の研究者が、アドルノが遺した峻険な思想の稜線に挑戦する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
アドルノ再読―ワーグナーと小林秀雄をめぐって
アドルノのユダヤ的背景
アウシュヴィッツ以後、詩を書くことだけが野蛮なのか?
“自然史”の理念再考
インテルメッツォ風に アドルノの通奏低音
グローバル化時代のアドルノ理論―“音楽と自然”の問題を中心に
アドルノの聖戦―一九三六‐一九六二
隠喩としての光耀―アドルノとドイツの詩人たち
キルケゴールとアドルノ