大崎滋生/著 -- 平凡社 -- 2002.11 -- 762

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 762/オオサ/一般H 115072781 一般 利用可

資料詳細

タイトル 音楽史の形成とメディア
書名ヨミ オンガクシ ノ ケイセイ ト メディア
シリーズ名 平凡社選書
シリーズ巻次 218
著者名 大崎滋生 /著  
著者ヨミ オオサキ,シゲミ  
出版者 平凡社  
出版年 2002.11
ページ数等 354p
大きさ 20cm
一般件名 音楽-歴史 , マス・メディア  
ISBN 4-582-84218-6
問合わせ番号(書誌番号) 1101035525
NDC8版 762
NDC9版 762
内容紹介 鳴り響くとともに消える音の記憶は、どのように歴史の語りになっていったのか。われわれが音楽の歴史を語る時、自明の前提にしている「西洋音楽史」という歴史の語りや、特定のレパートリーが繰り返し演奏されるといった「クラシック音楽」という文化の制度は、どのように作られてきたのか。本書では、音楽の歴史は、音楽そのものではなく、音楽を記録・伝達し、再現・評価し、選択・配列する社会の技術と制度である「メディア」によって形成されたという観点から、従来の「西洋音楽史」「クラシック音楽」というパラダイムを大胆に解体してみせ、音楽史研究の新しいパースペクティヴを提示する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 音楽 歴史 メディア(“芸術”とは?―受容する“芸術”と“芸術的営為”;メディアとは?;音楽とメディアのさまざまな関係について;近代の歴史はメディアによって伝えられる)
第2部 ヨーロッパ“芸術”音楽と印刷楽譜メディア(記譜法の社会史;楽譜伝播のメカニズム;楽譜印刷と印刷楽譜)
第3部 クラシック“音楽メニュー”はどのようにして出来上がっていったか(楽譜カタログから見えてくるもの;「叢集・全集」の意味)
第4部 二〇世紀の音楽メディア革命(音楽産業;録音技術とディスク;LPとCD;音楽ビデオとLD)
第5部 クラシック音楽文化の根底を成すもの(“芸術”音楽鑑賞“メニュー”はどのようにして形成されたか;音楽史は音楽メディアによって創られる)