ピエール・クロソフスキー/著 -- 水声社 -- 2002.8 -- 954

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 954/クロソ/一般H 115020903 一般 利用可

資料詳細

タイトル ディアーナの水浴
書名ヨミ ディアーナ ノ スイヨク
著者名 ピエール・クロソフスキー /著, 宮川淳 /訳, 豊崎光一 /訳  
著者ヨミ クロソフスキー,ピエール , ミヤガワ,アツシ , トヨサキ,コウイチ  
出版者 水声社  
出版年 2002.8
ページ数等 118p
大きさ 22cm
版表示 第2版
原書名 Le bain de Diane./の翻訳
ISBN 4-89176-473-2
問合わせ番号(書誌番号) 1100975911
NDC8版 954
NDC9版 954.7
内容紹介 ディアーナ(アルテミス)の水浴する裸身を盗み見たゆえに鹿に変えられ、自分の猟犬たちに噛み裂かれてしまうアクタイオーン―この神話の注釈の形をとった本書は、クロソフスキーの他の諸著、とりわけ小説作品の解読の鍵を秘めている。「ディアーナは神々と人間との中間にいる守護霊と盟約を結んで、アクタイオーンに顕われる。ダイモンは空気のような身体によって、ディアーナのテオファニーの模像となり、アクタイオーンに女神を所有しようという向こう見ずな欲望と希望を吹きこむ。ダイモンはアクタイオーンの想像となり、ディアーナの鏡となるのである。」鹿に化しつつあるアクタイオーンにディアーナが投げたという挑発の言葉―「さあ語れ、衣を脱ぎすてたわたしを見たと、もしお前にできるものなら、してみるがよい」、神話の中のアクタイオーンには答えるすべもなかったこの言葉に、もう一人の瞑想するアクタイオーンであるクロソフスキーが答えた言葉、それがこの本である。