山口義行/著 -- 筑摩書房 -- 2002.6 -- 338.3

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 338.3/ヤマク/一般H 114986162 一般 利用可

資料詳細

タイトル 誰のための金融再生か
書名ヨミ ダレ ノ タメノ キンユウ サイセイ カ
副書名 不良債権処理の非常識
シリーズ名 ちくま新書
シリーズ巻次 352
著者名 山口義行 /著  
著者ヨミ ヤマグチ,ヨシユキ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2002.6
ページ数等 190p
大きさ 18cm
一般件名 金融政策-日本  
ISBN 4-480-05952-0
問合わせ番号(書誌番号) 1100959327
NDC8版 338.3
NDC9版 338.3
内容紹介 「不良債権がビンの栓のようになっているから、これを取り除けば貸し渋りは解消される」―こんな言説が跋扈している。しかし実際には、不良債権処理が進めば進むほど、自己資本比率が悪化するので、金融機関は貸し渋り・貸し剥がしをせざるを得ない。さらに、ペイオフ凍結解除を錦の御旗に、金融庁が中小金融機関をいくつも破たんに追い込むなど、金融政策は迷走を続けるばかりだ。バブルのツケを中小金融機関・中小企業に負わせるいまのやり方を変えさせる手立てはないのか。金融迷走の実態を明らかにし、「金融アセスメント法」など、経済再生のための具体的手立てを提唱する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
プロローグ 静かな不況
第1章 本当に日本銀行が悪いのか―日銀批判で隠蔽される真実
第2章 不良債権処理はデフレ対策なのか―銀行貸出が増えない本当の理由
第3章 「不況の連鎖」つくる金融行政―ペイオフ解禁とマニュアル行政の愚
第4章 金融機関に対する新たな評価システム―「金融アセスメント法」とは何か
エピローグ 多元的な社会へ