ジョン・M.マッケンジー/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2001.10 -- 702.33

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 702.3/マツケ/一般H 114693991 一般 利用可

資料詳細

タイトル 大英帝国のオリエンタリズム
書名ヨミ ダイエイ テイコク ノ オリエンタリズム
副書名 歴史・理論・諸芸術
シリーズ名 Minerva西洋史ライブラリー
シリーズ巻次 51
著者名 ジョン・M.マッケンジー /著, 平田雅博 /訳  
著者ヨミ マッケンジー,ジョン・M. , ヒラタ,マサヒロ  
出版者 ミネルヴァ書房  
出版年 2001.10
ページ数等 348,10p
大きさ 22cm
内容細目 著作目録あり 索引あり
原書名 Orientalism./の翻訳
一般件名 芸術-イギリス-歴史-近代 , オリエンタリスム  
ISBN 4-623-03496-8
問合わせ番号(書誌番号) 1100906877
NDC8版 702.33
NDC9版 702.33
内容紹介 本書は、文化史・社会史の観点から帝国主義研究を一新して今日もっとも注目されるイギリス帝国史家によるサイードのオリエンタリズム論に対する体系的な批判である。著者は、まず歴史と理論の面からサイードとサイード以後のこの論争を批判的に検討し、次いで、文化史の素材としてイギリスを中心とした絵画、建築、デザイン、音楽、演劇を選んで、順次検討している。文学以外の諸芸術や民衆文化を取り込む著者は、サイードの文学・思想やエリート文化への偏重、西洋と東洋の二項対立的な「他者性」の理論に代わる、東西間の「文化的相互参照」の理論を提唱している。とりわけ「エリートのオリエンタリズム」と区別された「民衆のオリエンタリズム」の位相では、積極的な意味での東西の折衷的な文化が求められたこと、帝国主義の最盛期ですら東洋への敬意が示され、東洋から諸芸術の着想を得ていたことを明らかにしている。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 「オリエンタリズム」論争
第2章 オリエントと文化と帝国主義
第3章 絵画におけるオリエンタリズム
第4章 建築におけるオリエンタリズム
第5章 デザインにおけるオリエンタリズム
第6章 音楽におけるオリエンタリズム
第7章 演劇におけるオリエンタリズム