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消費される恋愛論
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菅野聡美/著 -- 青弓社 -- 2001.8 -- 384.7
SDI
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所蔵は
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
鳥取県立
書庫
384.7/カンノ/一般H
114696357
一般
利用可
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資料詳細
タイトル
消費される恋愛論
書名ヨミ
ショウヒサレル レンアイロン
副書名
大正知識人と性
シリーズ名
青弓社ライブラリー
シリーズ巻次
16
著者名
菅野聡美
/著
著者ヨミ
カンノ,サトミ
出版者
青弓社
出版年
2001.8
ページ数等
236p
大きさ
19cm
一般件名
恋愛
ISBN
4-7872-3188-X
問合わせ番号(書誌番号)
1100895046
NDC8版
384.7
NDC9版
384.7
内容紹介
明治期に西洋から輸入・翻訳された「恋愛」は、大正期に情死や恋愛スキャンダルが多発したことによって現実と向き合わざるをえなくなった。恋愛に対する意識の変化が恋愛論の書き手と読み手の双方を涵養し、空前の恋愛論ブームが到来したのである。しかし、やがて一過性の流行品として消費され、大正恋愛論がもっていた因習の打破、個人の解放という方向性も失われる。本書は、平塚らいてう、北村透谷、有島武郎などの恋愛スキャンダルをたどり、知識人は「恋愛」になにを見たのかを考察し、恋愛ブームの主軸となった厨川白村の恋愛結婚論や、女がなぜ恋愛論に参入しなかったかなどの問題を論じながら、大正恋愛論が秘めていたその可能性と帰結を明らかにする。
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内容一覧
タイトル
著者名
ページ
序章 なぜ大正期の恋愛なのか
第1章 元始日本に恋愛は存在しなかったのか
第2章 北村透谷はなぜ死んだのか
第3章 大正恋愛スキャンダルはどうなったのか
第4章 知識人は「恋愛」になにを見たのか
第5章 厨川白村はなぜ売れたのか
第6章 女はなぜ恋愛論に参入しなかったのか
終章 恋愛論ブームのあとになにが残ったのか
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