W.H.ブリュフォード/著 -- 三修社 -- 2001.2 -- 234.05

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 234/フリユ/一般H 114427027 一般 利用可

資料詳細

タイトル 十八世紀のドイツ
書名ヨミ ジュウハッセイキ ノ ドイツ
副書名 ゲーテ時代の社会的背景
著者名 W.H.ブリュフォード /著, 上西川原章 /訳  
著者ヨミ ブリュフォード,W H , カミニシカワラ,アキラ  
出版者 三修社  
出版年 2001.2
ページ数等 393p
大きさ 22cm
版表示 第2版
内容細目 文献あり 索引あり
一般注記 背の著者名(誤植):W.H.ブリフォード
原書名 Germany in the eighteenth century.3rd ed./の翻訳
一般件名 ドイツ-歴史-近代  
ISBN 4-384-05822-5
問合わせ番号(書誌番号) 1100855124
NDC8版 234.05
NDC9版 234.05
内容紹介 本書は、まず第一に、副題が示すように、ドイツの文学・思想を学ぶイギリスの学生のために書かれたものである。その主な目的は、一八世紀のドイツ文学の社会学的研究のための素材を提供すること、そのためにあの時代における社会の主要な諸階級および彼らの生活した政治的経済的諸条件を記述することである。最後の章においては、この文学の若干の一般的特色について、それも個々の見解がたまたま類似していたということではなく、むしろ諸グループの政治的社会的諸条件に対する反応の仕方から生じてきたと思える特徴について、論じられている。一般読者にとっては、この著述は、ドイツの国民性の展開について光を投げかけてくれるところから、興味あるものになるだろう。一八世紀のドイツの生活を研究する者には明らかなことであるが、イギリス人が次の世紀も遅くなってようやく気付いたこの国の多くの特徴も、すでにゲーテの時代のドイツにはっきりと認められるものである。要するに、ドイツも詩人と思想家と並んで種々様々なタイプの人間がいる国なのである。一般市民にとって、このドイツがどんな国であったかを知ることは、特にドイツの多くの指導的な政治思想家が、一九世紀の「自由主義的」偏向を矯正し、フランス革命の成果をくつがえすことが目的であると公言しているような時代には、かなり重要なことである。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 政治的構造と行政組織(小国分立主義;啓蒙専制主義)
第2部 社会の旧秩序―貴族と農民(貴族一般;宮廷と宮廷人 ほか)
第3部 社会の新秩序―市民階級(歴史的回顧;一八世紀のドイツにおける商工業とその主要中心地 ほか)
第4部 文学への影響(著述業;政治的、経済的、社会的要因の文学に対する影響)