井沢元彦/著 -- 小学館 -- 2000.12 -- 210.04

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 210.04/イサワ-8/一般H 114421772 一般 利用可

資料詳細

タイトル 逆説の日本史
書名ヨミ ギャクセツ ノ ニホンシ
巻次 8(中世混沌編)
巻書名 室町文化と一揆の謎
巻書名 室町文化と一揆の謎
著者名 井沢元彦 /著  
著者ヨミ イザワ,モトヒコ  
出版者 小学館  
出版年 2000.12
ページ数等 419p
大きさ 20cm
内容細目 年表あり
一般件名 日本-歴史  
ISBN 4-09-379419-7
問合わせ番号(書誌番号) 1100838408
NDC8版 210.04
NDC9版 210.04
内容紹介 日本は古代から怨霊の存在を信じ、怨霊が主人公の劇はなかった。それを面という伝統的な道具を用いて、鬼神ではなく人間の亡霊を劇の主人公にしたことが、世阿弥の言う「申楽の能」つまり今日言う「能」の最大の功績なのである。加賀の一向一揆は、国一揆ではなく、純粋な宗教一揆なのである。その思想とは何か。それは、「阿弥陀如来こそ唯一絶対の救い主であり、国王・貴族といえども阿弥陀の下では一人の凡夫に過ぎない」という、強烈な平等思想だ。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 「懶惰の帝王」足利義政編―「無責任」将軍が招いた応仁の乱(室町幕府を弱体化させた「天皇の軍事問題」;一揆勢の「徳政令」公布要求を武力弾圧できなかった理由;徳政一揆を陰で操った「黒幕」畠山持国の“誤算” ほか)
第2章 日野富子と傀儡政権編―「半将軍」細川政元のクーデター(将軍義政の失敗に拍車をかけた日本史上最大の“悪妻”;京都「七つ口の関所」の入場料を横領した“強欲ぶり”;将軍義尚が犯した「軍事デモ」と「恩賞」の致命的ミス ほか)
第3章 国一揆と一向一揆編―律令制度の崩壊と新しい土地システム(畠山義就vs政長の軍隊に「完全撤兵」を要求した住民パワー;天才政治家細川政元が気づかなかった「惣国」の落とし穴;「自治共和国」を目指した武装農民の“支配者” ほか)
第4章 室町文化の光と影編―忘れられた日本文化のルーツ(世阿弥の正体と「能面」の仕掛け;将棋、この日本文化の最高峰;折り紙と風呂敷 ほか)