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    東京大学物性研究所
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安藤優一郎/著 -- 校倉書房 -- 2000.10 -- 210.55

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 210.5/アント/一般H 114410783 一般 利用可

資料詳細

タイトル 寛政改革の都市政策
書名ヨミ カンセイ カイカク ノ トシ セイサク
副書名 江戸の米価安定と飯米確保
シリーズ名 歴史科学叢書
著者名 安藤優一郎 /著  
著者ヨミ アンドウ,ユウイチロウ  
出版者 校倉書房  
出版年 2000.10
ページ数等 394p
大きさ 22cm
内容細目 索引あり
一般件名 寛政の改革 , 米穀取引  
ISBN 4-7517-3130-0
問合わせ番号(書誌番号) 1100832691
NDC8版 210.55
NDC9版 210.55
内容紹介 本書は、早稲田大学文学研究科に提出した学位請求論文「寛政改革期の都市政策―江戸の米価安定と飯米確保」(1999年6月8日、課程博士(文学、早稲田大学)取得)に修正・加筆し刊行するものである。大原騒動の一方の当事者である飛騨郡代大原亀五郎は、寛政改革において断行された幕領代官に対する一連の粛正策に基づき、その施政を問われて遠島に処されたが、この問題を報告で取り上げたことを契機に、著者は寛政改革に関心を持ち、修士論文のテーマにすることとした。天明期の緊迫した社会情勢を鎮静化させるために、松平定信を首班とする幕閣が遂行した施策を検討したのであるが、具体的には一揆禁令の発令や町会所の設置問題を取り上げた。博士課程に進んだのちは、修士論文の内容を膨らませて、本書のとおり論文を発表したが、修士論文では、一揆・打ちこわしの原因となった米価高騰の状況について指摘することはあったものの、米穀市場政策自体を分析対象に据えることはできなかった。よって、博士論文の作成においては、当該政策の分析にも重点を置いた。本書では米価(食糧)問題を素材として、江戸をいわばマクロの視点で捉えている。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 江戸打ちこわしと一揆禁圧(江戸打ちこわし前夜の社会状況;江戸打ちこわしと幕閣内の政争;酒造制限令をめぐる一揆)
第2部 江戸米穀市場政策の展開(酒造制限の地域性と米穀融通の活性化;江戸下り酒の入津制限)
第3部 江戸における備荒貯穀法の整備と展開(江戸町法改正;七分積金の導入;江戸町会所の救済活動における名主・家主の不正 ほか)