西原稔/著 -- 平凡社 -- 2000.6 -- 762.34

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 762.3/ニシハ/一般H 114315784 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「楽聖」ベートーヴェンの誕生
書名ヨミ ガクセイ ベートーヴェン ノ タンジョウ
副書名 近代国家がもとめた音楽
シリーズ名 平凡社選書
シリーズ巻次 206
著者名 西原稔 /著  
著者ヨミ ニシハラ,ミノル  
出版者 平凡社  
出版年 2000.6
ページ数等 391p
大きさ 20cm
内容細目 索引あり
ISBN 4-582-84206-2
問合わせ番号(書誌番号) 1100810303
NDC8版 762.34
NDC9版 762.34
内容紹介 なぜベートーヴェンは、「楽聖」とまで呼ばれるようになったのか。ベートーヴェンの音楽そのものが「偉大」であったから、だけだろうか。本書はこの問に、19世紀後半から20世紀にかけて近代国家建設を急いだ日本、ドイツ、フランスの政治、社会、文化の状況に即して答えようとする。国家主義や民族主義、教養主義やロマン主義、さらには社会運動といった、「近代化のエートス」が生み出した様々な思潮が複雑に絡み合い、行政、教育、演奏、文学、社会運動といった場所で、ベートーヴェンは次第に「楽聖」へと祭り上げられていく。ベートーヴェンを頂点とする「西洋音楽史」という歴史叙述が、どのようなモメントによって生まれたのかを、豊富な資料と新鮮な視点から解明した音楽社会学の労作。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 日本の近代化とベートーヴェン受容(日本の近代化とベートーヴェン;洋楽黎明期におけるベートーヴェン演奏)
第2部 近代ヨーロッパとベートーヴェン(近代国家とベートーヴェン;絶対性の希求とベートーヴェンの理想)