吉見俊哉/〔ほか〕著 -- 青弓社 -- 199912 -- 78069

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 780.6/ヨシミ/一般H 113992717 一般 利用可

資料詳細

タイトル 運動会と日本近代
書名ヨミ ウンドウカイ ト ニホン キンダイ
シリーズ名 青弓社ライブラリー
著者名 吉見俊哉 /〔ほか〕著  
著者ヨミ ヨシミ,シユンヤ  
出版者 青弓社  
出版年 199912
ページ数等 225p
大きさ 19cm
内容細目 内容:ネーションの儀礼としての運動会 吉見俊哉著. 福沢諭吉の運動会 白幡洋三郎著. わが国の運動会の歴史 平田宗史著. 明治政府の運動会政策 木村吉次著. 近代の天皇制と明治神宮競技大会 入江克己著. 幼稚園に「運動会」はいらない 紙透雅子著
一般件名 運動会 歴史  
ISBN 4-7872-3167-7
問合わせ番号(書誌番号) 1100574323
NDC8版 78069
内容紹介 運動会は、世界に類を見ない日本独特のイベントである。そこでは、明治国家のテクノクラートたちが近代国家の重要なイデオロギー装置である学校に装填しようとしていた、身体をめぐる戦略がもっとも集約的に発動された。また同時に、民衆の集合的な日常的感覚のなかに深く根を下ろしてきた祭りと固く接合されることによって、近代日本の二重性を端的に象徴する場ともなった。だが、明治の運動会は、最初から国家が明確なかたちを提示し、それにしたがって形成されたものではない。兵式体操を重視する国家の教育政策と、明治時代以前から受け継がれてきた伝統的な遊戯が複雑に混交され、曖昧なかたちのまま全国に普及していったのである。人々が民俗的記憶として培ってきた祭りを取り込みながら、近代的な社会システム構築の礎とされたその歴史を検証し、日本人の集団的無意識が顕現する場としての運動会を多角的に考察する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
ネーションの儀礼としての運動会 吉見俊哉/著
福沢諭吉の運動会 白幡洋三郎/著
わが国の運動会の歴史 平田宗史/著
明治政府の運動会政策 木村吉次/著
近代の天皇制と明治神宮競技大会 入江克己/著
幼稚園に「運動会」はいらない 紙透雅子/著