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西洋比較演劇研究会/編 -- 白凰社 -- 199906 -- 7704

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 770.4/エンケ/一般H 113954220 一般 利用可

資料詳細

タイトル 演劇論の現在
書名ヨミ エンゲキロン ノ ゲンザイ
著者名 西洋比較演劇研究会 /編  
著者ヨミ セイヨウ ヒカク エンゲキ ケンキュウカイ  
出版者 白凰社  
出版年 199906
ページ数等 262p
大きさ 21cm
内容細目 内容:新しい上演パラダイムに向けて 上演はいかに想起されるか 山下純照著. 演劇におけるアイロニーについて 小田中章浩著. シェイクスピアはどこにいるのか 井上優著. リアリズムに反するリアリズム 永田靖著. ストレーレル演出『二人の主人を一度に持つと』におけるコンメーディア・デッラルテ 鈴木国男著. 文学から演劇へ 伊地知伸子著. 近代における古典 人形から人間へ 細井尚子著. 「観客の代表」と
一般件名 演劇  
ISBN 4-8262-0089-7
問合わせ番号(書誌番号) 1100566867
NDC8版 7704
内容紹介 演劇論というものは、実際の個別的な演劇芸術と無関係には存在し得ない。しかし演劇論は、時間・時代と空間・地域の関わり方において、個々の演劇の存在から自立してもいる。もともと普遍性のある演劇論は、たとえ特定の古い演劇を対象とする場合でも、時代を横断するパースペクティヴを持ってアプローチしている。しかも演劇論が生みだされる時代に深く根ざした視点が前提にある。空間においても同様のことが言える。時代と世界を横断するパースペクティヴと、いま、われわれのいる日本の視座。両者の交わる一点において、本書の論文は、同じ一つの時代=場のいわば心性とも呼ぶべきものを共有し、全体でダイナミックなうねりを成している。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 新しい上演パラダイムに向けて(上演はいかに想起されるか;演劇におけるアイロニーについて;シェイクスピアはどこにいるのか―現代上演における「作者」シェイクスピアの在処について ほか)
2 近代における古典(人形から人間へ―中国泉州・道士の芝居「打城戯」の選択;「観客の代表」としてのワキについて(再考)―明治以降の「劇」フレームと中世の能;坪内逍遙の「比較演劇」―「遊び」と「研究」の間)
3 変革者としての作家たち(「ここで座り、考え込む」―ニコラス・ユーダルと〔瞑想的モノローグ〕の成立について;家族、社会、個人のモダニティ―ユージン・オニール『喪服の似合うエレクトラ』における家族の表象;ベケットと身体―『ゴドーを待ちながら』における道化的身体をめぐって ほか)