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    棠陰比事
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塩田丸男/著 -- 白水社 -- 200003 -- 9146

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 914.6/シオタ/一般H 114283397 一般 利用可

資料詳細

タイトル 言いわけ読本
書名ヨミ イイワケ ドクホン
著者名 塩田丸男 /著  
著者ヨミ シオダ,マルオ  
出版者 白水社  
出版年 200003
ページ数等 238p
大きさ 20cm
ISBN 4-560-04931-9
問合わせ番号(書誌番号) 1100525316
NDC8版 9146
内容紹介 思わずニヤリ。名士から庶民まで、古今東西の多くの人が口にした、逆境の自己主張。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
人を斬ること秀吉きらいにて侯へども―豊臣秀吉(跡継ぎと決めた秀次の不始末に憤って)
あなたは鬼。鬼の女房なら、蛇がちょうどよろしゅうございましょう―ガラシャ・細川玉子(夫・細川忠興から恐ろしい女と罵られて)
一抱へあれど柳は柳かな―加賀の千代女(通りすがりの者に「肥った女よ」といわれて)
囲い者ではありません。公許の芸人を公然と招いているのです―伊藤博文(女好きを明治天皇にたしなめられて)
万物の真相はただ一言にして悉す。いわく「不可解」―藤村操(華厳の滝から飛び降り自殺した一高生が遺書にして)
私はこれから悪いことをするかもしれない人間だから―乃木希典(揮毫を依頼されたが断わって)
それは駒と違う。阪田三吉が銀になって泣いているのだ―阪田三吉(十三世名人関根金次郎との対局で不覚の手を指して)
ジンギスカンは日本人だったのだ―関東軍(日本が満豪に進出する理由を聞かれて)
われらが不変の敬愛、信ぜよ。先生。疑雲一掃の堂々の確信でございます―太宰治(師と仰ぐ佐藤春夫に叱られて)
死骸の如き歌累々とよこたはる、いたしかたなく作れるものぞ―斎藤茂吉(戦時中、戦意高揚の歌を多作したことを恥じて)〔ほか〕