ジョナサン・バリー/編 -- 昭和堂 -- 199810 -- 23305

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 233/イキリ/一般H 113648037 一般 利用可

資料詳細

タイトル イギリスのミドリング・ソート
書名ヨミ イギリス ノ ミドリング ソ-ト
副書名 中流層をとおしてみた近世社会
著者名 ジョナサン・バリー /編, クリストファ・ブルックス /編, 山本正 /監訳  
著者ヨミ バリー,ジョナサン , ブルックス,クリストファ , ヤマモト,タダシ  
出版者 昭和堂  
出版年 199810
ページ数等 278,54p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり
原書名 The middling sort of people. の翻訳
一般件名 イギリス 歴史 近代  
ISBN 4-8122-9834-2
問合わせ番号(書誌番号) 1100412631
NDC8版 23305
内容紹介 七本の論文が収められた本書では、近世イングランド社会(16~18世紀)の分析にあたり、三分法の立場にたって、同時代人がmiddling sort(本訳書では「中流層」という訳語を用いた)として認識していた人びとに対する、多彩な角度からのアプローチが試みられている。中産階級なるものがイングランド(イギリス)社会で成立するのは、産業革命後の19世紀になってからのことであって、それ以前、すなわち近世イングランド社会は、エリート民衆、あるいはジェントルマンとノン・ジェントルマン、あるいは富める者と貧しき者というように、基本的に二分法によって分析すべきだとする立場たとえば近世において階級と呼べるのはジェントルマン階級だけであって、ノン・ジェントルマンはジェントルマンの家父長的支配のもとでおよそばらばらの存在にすぎなかったとするピーター・ラスレットの一階級社会論や、民衆文化の自律性ならびに民衆文化とエリート(ジェントルマン)文化の相互作用を強調するE・P・トムソンの議論―への批判が、この論文集の基本的スタンスである。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 テューダー・ステュアート朝イングランドにおける「人びとの類い」
第2章 従弟制度、社会的流動性、中流層、1550‐1800年
第3章 ブルジョワ集団主義?―都市の結社と中流層
第4章 16世紀末から17世紀初にかけての専門職、イデオロギー、中流層
第5章 ロンドンにおける中流層
第6章 18世紀における政治と中流層
第7章 18世紀コルチェスタにおける中流層―自立・社会関係・まちの顔役