田中実/著 -- 大修館書店 -- 199602 -- 91026

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 910.2/タナカ/一般H 112704336 一般 利用可

資料詳細

タイトル 小説の力
書名ヨミ ショウセツ ノ チカラ
副書名 新しい作品論のために
著者名 田中実 /著  
著者ヨミ タナカ,ミノル  
出版者 大修館書店  
出版年 199602
ページ数等 310p
大きさ 20cm
一般件名 小説(日本) 歴史 近代  
ISBN 4-469-22120-1
問合わせ番号(書誌番号) 1100268408
NDC8版 91026
内容紹介 ああも読めるが、こうも読める、このナンデモアリの「エセ読みのアナーキー」を峻拒し、「読みのアナーキー」を挑発、克服する。「小説の力」とは、既存の文化コンテクストに対峙し、新たな文化、世界観を産み出していく可能性である。小説の再生にむけて、挑発する作品論。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 「読みのアナーキー」=「還元不可能な複数性」を超えて
批評する「語り手」―芥川龍之介『羅生門』
多層的意識構造のなかの「劇作者」―森鴎外『舞姫』
『こゝろ』という掛け橋―夏目漱石『こゝろ』
お話を支える力―太宰治『走れメロス』
「自閉」の咆哮―中島敦『山月記』
戦争と川端文学―川端康成『ざくろ』
「個」に生きた「作家」山川方夫―山川方夫『夏の葬列』
『他者』という出口―井伏鱒二『山椒魚』
終章 新しい「作品論」のために