小山和/著 -- 保育社 -- 199504 -- 2915

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 291.5/コヤマ/一般H 112525276 一般 利用可

資料詳細

タイトル 古道紀行
書名ヨミ コドウ キコウ
巻次 甲州街道
著者名 小山和 /著  
著者ヨミ コヤマ,カズ  
出版者 保育社  
出版年 199504
ページ数等 193p
大きさ 19㎝
一般件名 甲州街道-紀行・案内記  
ISBN 4-586-61309-2
問合わせ番号(書誌番号) 1100209979
NDC8版 2915
内容紹介 著者はこの道も、古代の道の延長線上にある、という思いを捨てかねていたが、改めて克明に取材すると、沿道に五千年の人の生活の痕跡があり、厚く積る歴史が重なっていた。一番興味深かったのが、甲斐の縄文人であった。甲斐は古代~中世~近世を通じてあまり活発な外部との交流がない。閉じられた国であった。今でも甲州の人々にはそういう意識がある。最も活発に外部と交流し、接触していた時代―開かれた甲斐が、縄文時代だったらしいというのが、意外性もあって面白い。甲斐源氏五百年、諏訪は『古事記』に現れる神の国だが、中世末は戦乱の道となった。覇権をめぐる武家の攻防は、この小冊子に書き切れないけれども、話題性の高い部分を摘記して、甲州道中沿いに繰り広げられた「歴史マンダラ」を探ってみた。それは本当に、立体的な曼荼羅の中を歩く印象であった。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
懐古の旅路 武蔵野と旅情の谷(新宿から府中へ―武蔵野の道;府中から八王子へ―坂東武者の夢の跡;小仏峠から藤野へ―美しい旅情の小道;上野原から笹子峠へ―峡谷の里・山の里;「立川~八王子点描」)
源氏の里と神の国 甲府盆地から諏訪へ(田野から塩山へ―武田家悲劇の地;甲府とその周辺―多彩な遺跡;韮崎から白州へ―甲斐源氏のふるさと;諏訪盆地―湯の里・神の国;「甲府~諏訪点描」)