古厩忠夫/編 -- 有信堂高文社 -- 199405 -- 220

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 220/トウホ/一般H 112361368 一般 利用可

資料詳細

タイトル 東北アジア史の再発見
書名ヨミ トウホク アジアシ ノ サイハツケン / レキシゾウ ノ キヨウユウ オ モトメテ
副書名 歴史像の共有を求めて
シリーズ名 環日本海叢書 3
著者名 古厩忠夫 /編  
著者ヨミ フルマヤ,タダオ  
出版者 有信堂高文社  
出版年 199405
ページ数等 247p
大きさ 19㎝
内容細目 環日本海地域交流略年表:p242~247
一般件名 アジア(東部)-歴史  
ISBN 4-8420-9523-7
問合わせ番号(書誌番号) 1100191724
NDC8版 220
内容紹介 ロシアから見れば真冬でも凍らない暖かい南の海、朝鮮の人々は東の海と呼び、中国吉林省からはわずか一五キロメートルの陸地が遮り、日本では鈍色の荒波が通念としてまかり通る、―これが日本海である。この海が今、交流の海へと変容を遂げはじめた。そして、この海を囲繞する地域が世界的に脚光を浴びている。ここをやみくもな算盤勘定の犠牲にすることなく、世界でも屈指の真実人間と自然のすみかとするために、国内外の各方面とつねに理念を交換しつつ、東西問題と南北問題が重層するこの海の歴史を反転させ、環日本海地域がボーダーレス時代の世界秩序の原点になることをめざす。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序論 環日本海地域の歴史像―歴史認識の共有空間拡大のために
1部 やわらかな支配の7~8世紀―冊封関係モデル(渤海の対日本外交への理路;奈良朝政治事件と東北アジアの国際環境;歴史教育の課題としての東アジア史像)
2部 覇権争奪の19~20世紀初期―近代国家形成競合モデル(近代日露関係史のなかの越後人;「シベリア出兵」期における『浦潮日報』;1910年代のモンゴル在留日本人;中東鉄道をめぐる中ソ関係)
3部 侵略と遮断の20世紀―日本植民地・冷戦構造モデル(日本の朝鮮支配と韓国国史教科書;韓国経済と脱植民地化過程;地域史としての「中国東北」の再発見;ソ連社会主義下のロシア極東)