多賀秀敏/編 -- 有信堂高文社 -- 199204 -- 3192

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 319.2/コツキ/一般H 112327211 一般 利用可

資料詳細

タイトル 国境を越える実験
書名ヨミ コツキヨウ オ コエル ジツケン / カン ニホンカイ ノ コウソウ
副書名 環日本海の構想
シリーズ名 環日本海叢書 1
著者名 多賀秀敏 /編  
著者ヨミ タガ,ヒデトシ  
出版者 有信堂高文社  
出版年 199204
ページ数等 214p
大きさ 19㎝
一般件名 アジア-対外関係  
ISBN 4-8420-9521-0
問合わせ番号(書誌番号) 1100168020
NDC8版 3192
内容紹介 ロシアから見れば真冬でも凍らない暖かい南の海、朝鮮の人々は東の海と呼び、中国吉林省からはわずか15キロメートルの陸地が遮り、日本では鈍色の荒波が通念としてまかり通る、―これが日本海である。この海が今、交流の海へと変容を遂げはじめた。そして、この海を囲繞する地域が世界的に脚光を浴びている。ここをやみくもな算盤勘定の犠牲にすることなく、世界でも屈指の真実人間と自然のすみかとするために、国内外の各方面とつねに理念を交換しつつ、東西問題と南北問題が重層するこの海の歴史を反転させ、環日本海地域がボーダーレス時代の世界秩序の原点になることをめざす。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1章 環日本海圏の創出―地方的単位の実験
2章 環日本海をめぐる構想の歴史
3章 環「日本海」の二つの道
4章 東北アジアにおける経済協力
5章 ロシア極東地域の発展と日本海沿岸諸国間協力の将来
6章 環バルト海と環日本海―地域協力の比較的考察
7章 半閉鎖海と国際法―地中海行動計画の検討を中心に
8章 日本海時代の到来と国際政治理論
9章 協生の哲学―他者肯定・自者肯定の政治