野沢啓/著 -- 思潮社 -- 199311 -- 9115

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 911.5/ノサワ/一般H 112282283 一般 利用可

資料詳細

タイトル 隠喩的思考
書名ヨミ インユテキ シコウ
著者名 野沢啓 /著  
著者ヨミ ノザワ,ケイ  
出版者 思潮社  
出版年 199311
ページ数等 272p
大きさ 20㎝
一般件名 詩(日本)  
ISBN 4-7837-1559-9
問合わせ番号(書誌番号) 1100111798
NDC8版 9115
内容紹介 80年代から90年代にかけての詩の実現の困難を正面に見据え、「モダン」と「ポスト・モダン」をキイワードにさまざまに現象する詩の作品を精緻に論じながら、現代詩の可能性をあくまで「隠喩」の本質のなかで探る。さらに現代詩の諸問題を現代思想のホリティクスで読み解き、詩の可能態と読解の方法を拡大させてゆく。詩と言語への根源的な力への信頼に貫かれたニュー・クリティシズム。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
主題なき現代詩―1990年詩壇展望
〈戦後詩〉の発端
〈戦後詩〉とポスト・モダン
戦後詩パラダイムの解体
「凶区」的60年代詩論覚書
他者はどこにいるか
表現論という問いをめぐって
構造としての喩―現代詩にとって〈喩〉とはなにか
隠喩的思考
〈モダン〉の思想的極限―最後の鮎川信夫
孤独な詩的転換装置―大岡信の詩の原理
モダンでクラシカルな―谷川俊太郎詩集『メランコリーの川下り』をめぐって
批評的距離の無化―谷川俊太郎『世間知ラズ』の方法
飯島耕一の仕事―『虹の喜劇』にいたる
原理的志向の行方―北川透とは誰か
菅谷規矩雄と批評のエロス
現代的抒情の根源へ―辻征夫論
氷見敦子をめぐって
思考と〈現在〉のあいだ―吉本隆明『言葉からの触手』に関連して
問われる思想の〈現在〉度―埴谷・吉本論争を読む
ポスト・モダンの問い―リオタール『ポスト・モダンの条件』をめぐって〔ほか〕