レーモンド・クリバンスキー/〔ほか〕著 -- 晶文社 -- 199104 -- 14194

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 141.9/クリハ/一般H 111403443 一般 利用可

資料詳細

タイトル 土星とメランコリー
書名ヨミ ドセイ ト メランコリ- / シゼン テツガク シユウキヨウ ゲイジユツ ノ レキシ ニ オケル ケンキユウ
副書名 自然哲学、宗教、芸術の歴史における研究
著者名 レーモンド・クリバンスキー /〔ほか〕著, 榎本武文 /訳  
著者ヨミ クリバンスキー,レーモンド , エノモト,タケフミ  
出版者 晶文社  
出版年 199104
ページ数等 605,69p 図版42枚
大きさ 23㎝
一般注記 監訳:田中英道
原書名 Saturn and melancholy.
一般件名 気質  
ISBN 4-7949-2386-4
問合わせ番号(書誌番号) 1100061821
NDC8版 14194
内容紹介 メランコリー。人間の体内に存在する四つの体液の一つである黒胆汁によってもたらされ、土星の下に生まれたものの運命であるとされる。そして、それは人間を憂鬱におとしいれ、その意識を鈍磨させるとされた。古代ギリシアに淵源するこの体系は、西欧の自然哲学、医学・宗教、芸術の根幹に脈々と流れ、それらに大きな影響を及ぼし続けた。ピタゴラス学派、アリストテレスから、中世アラビアの占星術師、ルネサンスのネオプラトニストを経て、北方ルネサンスの巨匠デューラーに至るまで、この体系の起源と展開を精細にあとづけ、近代思想によって駆逐されたかに見える、破壊的なまでに洞察力にみちた人間観を発掘、まさにヴァーブルク学派の代表的成果というにふさわしい大著。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 メランコリーの概念と歴史的発展(古代生理学におけるメランコリー;中世の医学、科学、哲学におけるメランコリー)
第2部 土星・メランコリーの星(文学的伝統における土星‐サトゥルヌス;図像的伝統における土星‐サトゥルヌス)
第3部 「詩的メランコリー」と「高邁なるメランコリア」(中世以後の詩歌における「詩的メランコリー」;「高邁なるメランコリア」)
第4部 デューラー(コンラート・ツェルテスにおけるメランコリー;銅版画『メレンコリア1』;『メレンコリア1』の芸術的な遺産)