牧野陽子/著 -- 中央公論社 -- 199201 -- 93028

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 930.2/マキノ/一般H 111510302 一般 利用可

資料詳細

タイトル ラフカディオ・ハーン
書名ヨミ ラフカデイオ ハ-ン / イブンカ タイケン ノ ハテ ニ
副書名 異文化体験の果てに
シリーズ名 中公新書 1056
著者名 牧野陽子 /著  
著者ヨミ マキノ,ヨウコ  
出版者 中央公論社  
出版年 199201
ページ数等 220p
大きさ 18㎝
内容細目 主要参考文献:p212~217
個人件名 ラフカディオ・ハーン  
ISBN 4-12-101056-6
問合わせ番号(書誌番号) 1100060334
NDC8版 93028
内容紹介 1890年4月、紀行文作家として来日したラフカディオ・ハーンは、松江中学へ英語教師として赴任し、そこに理想の異郷を見出した。しかし、その後、熊本で近代化の実態に触れて、彼の美しき日本像は崩壊する。本書は、他のお雇い外国人と異なり、帰るべき故郷を持たない彼が、神戸、東京と移り住むうちに、日本批判へ転ずることなく、次第に国家・民族意識を超越して、垣根のない文化の本質を目ざしてゆく様子を描く評伝である。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 ハーンの来日―西洋に背を向けた人(横浜到着;昔日の白昼夢;日本の印象)
第2章 松江のハーン―理想の異郷(「神々の国」出雲;英語教師として;城下町の生活;子供のイメージ)
第3章 熊本から神戸へ―振り子の時代(熊本の日々;日本文化論;日本への帰化;神々しき小世界)
第4章 晩年の結実―微粒子の世界像(英文学教授;「過去」を問う思索;微粒子の世界像;最後の夢)