滝浦静雄/著 -- 日本放送出版協会 -- 199005 -- 114

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 114/タキウ/一般H 111021831 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「自分」と「他人」をどうみるか
書名ヨミ ジブン ト タニン オ ドウ ミルカ / アタラシイ テツガク ニユウモン
副書名 新しい哲学入門
シリーズ名 NHKブックス 596
著者名 滝浦静雄 /著  
著者ヨミ タキウラ,シズオ  
出版者 日本放送出版協会  
出版年 199005
ページ数等 203p
大きさ 19㎝
内容細目 参照文献:p198~201
一般件名 自我  
ISBN 4-14-001596-9
問合わせ番号(書誌番号) 1100016937
NDC8版 114
内容紹介 西洋哲学では過去、自我を自明のものとするか、全く否定するか、いずれかであった。転換期の今日、デカルトやフッサール、ウィトゲンシュタイン等を批判しながら「身体」を通して自我を捉え直す。又、哲学史上の盲点、他人の「我」=他我についても、他者理解の可能性と不可能性から独創的考察を行ない、20世紀末の新しい生命倫理等に基本的視覚を提示する。日常の経験から哲学を切り開く画期的試み。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
プロローグ 西洋哲学は自我をどう捉えたか
1 「我」の文法と意味―自我を捉え直す
2 自我と身体―「受肉せる主観」の確立に向けて
インタールード 他我不在の歴史(他我の存在とデカルト;モナドの交通;カントの道徳論;他我論の鳴動)
3 他我の構成―他人を理解する可能性と不可能性(「他我の構成」ということ;自他の非相称性―自分の感覚と他人の感覚;コミュニケーション行為の秘私性と誠実性)
4 自他の互換性と普遍性―他人の苦痛への視点
エピローグ 日本的「こころ」の概念