資料12 鳥取県視覚障がい者等の読書環境の整備の推進に関する計画第2期構成図(案) 【事務局から内容についての説明】 これは、第3回協議会の報告と一緒に送ったものと同じです。内容は、第2期計画の基本的な方針以下の柱となる大目標、そこから下の中目標、さらにその下の小目標、と枝分かれした階層図として示したものです。第3回協議会の資料から、2点変更点がありますが、これについては最後に述べます。 まず最初に、目次の構成案に沿って、「4 施策の方向性」からの各目標を、各柱ごとに、中目標、小目標、柱ごとの具体的な取組の順に読み上げます。 4 施策の方向性 1 第1の柱 アクセシブルな書籍等の量的拡充・質の向上 【つくる・ふやす・あつめる [コンテンツ]】   中目標1の1アクセシブルな書籍等の製作人材の養成    小目標1の1の1 製作人材の養成・研修・確保    小目標1の1の2 製作人材の活動支援とネットワーク化   中目標1の2アクセシブルな書籍等の製作と製作支援    小目標1の2の1 障がいに合わせたニーズの把握    小目標1の2の2 製作手順やノウハウの共有    小目標1の2の3 アクセシブルな書籍等の製作   中目標1の3 アクセシブルな書籍等の収集    小目標1の3の1 書籍等の出版情報の収集・共有    小目標1の3の2 出版社と連携した郷土資料の収集 第1の柱の具体的な取組(便宜的に、3つの柱共通の通し番号を振っています) ア 点訳・音訳ボランティアに関する広報や養成講習会の実施 イ 点訳・音訳ボランティアのスキルアップ研修の実施や指導・助言等、活動のサポート ウ サピエ図書館への製作したアクセシブルな書籍データのアップロード エ 関係団体訪問や関係者協議会等を通じたニーズの把握と関係先とのニーズの共有 オ 県立図書館職員のアクセシブルな書籍製作に関する研修 カ E-PUB形式等アクセシブルな形式に留意した電子書籍の収集・提供 キ 自治体刊行物を含む郷土出版物のアクセシブルな形式による製作の働きかけ ク アクセシブルな書籍の出版情報の収集・共有 ケ アクセシブルな書籍の出版に向けた地元出版社との協力 2第2の柱 アクセシブルな書籍等の普及と継続的な提供【とどける・つなげる・ひろめる [サービス]】   中目標2の1 県立図書館の体制整備・サービスの充実    小目標2の1の1 県立図書館職員の養成・研修    小目標2の1の2 アクセシブルな書籍、読書支援機器の提供   中目標2の2 非来館型サービスの充実    小目標2の2の1 視覚障がい者等の利用できる電子書籍等のサービス(国立国会図書館・サピエ等)の普及   中目標2の3 市町村立図書館等のサービスの充実    小目標2の3の1 市町村立図書館における取組の支援   中目標2の4 学校の読書バリアフリーサービスの充実    小目標2の4の1 児童生徒、教職員への周知・啓発、学校図書館等との連携    小目標2の4の2 各市町村教育委員会への周知・啓発  第2の柱の具体的な取組(便宜的に、3つの柱共通の通し番号を振っています)   コ 県立図書館内の標示・案内等の改善   サ 読書バリアフリーの最新動向の把握や県立図書館職員のスキルアップ研修の実施   シ サピエや国立国会図書館視覚障がい者等用データ送信サービスの登録へ向けた働きかけ   ス サピエ図書館等の利用方法についての研修会や体験会の実施   セ 市町村立図書館・学校図書館へのアクセシブルな書籍充実に向けた働きかけ   ソ 市町村立図書館・学校図書館への訪問等による普及・啓発   タ 各市町村の図書館職員、福祉関係者、学校図書館(図書館担当以外の教職員を含む)を対象とした研修の実施   チ 関係者との情報連絡会の実施や広報資料の作成・配布 3第3の柱 視覚障がい者等の障がいの種類・程度に応じた配慮【それぞれに合った [支援]】  中目標3の1 意見やニーズの把握   小目標3の1の 関係機関との連携の促進   小目標3の1の1 各種福祉サービス等の情報提供  中目標3の2 アクセシブルな書籍等の利用の支援   小目標3の2の1 書籍等利用のための操作スキル習得支援   小目標3の2の2 端末機器等の情報提供  中目標3の3ニーズに合わせたサービスの提供   小目標3の3の1 視覚障がい:   小目標3の3の2 肢体不自由 盲ろう 重症心身障がい 聴覚障がい 知的障がい 学習障がい   小目標3の3の3 高齢者 第3の柱の具体的な取組(便宜的に、3つの柱共通の通し番号を振っています)  ツ 当事者団体等と連携したアクセシブルな図書等の出前図書館の実施  テ 関係者との情報連絡会の実施や広報資料の作成・配布  ト 新たな支援機器についての広報や体験会の実施  ナ アクセシブルな書籍や端末機器の貸出・広報  ニ 視覚障がい者支援センター等関係機関と連携した図書館サービスの利用支援  ヌ 普通学校に通学する児童・生徒への支援情報の提供  ネ スマホ等を活用した読書方法に係る情報提供と利用方法の習得支援についての周知  ノ 関係機関と連携した視覚障がい者以外へのサービス情報の提供  ハ(学習障がい・発達障がい)デジタル教科書やマルチメディアデイジー等アクセシブルな図書の学習面での活用の推進  ヒ(高齢者)アクセシブルな図書の利用について等、関係課、各市町村の関係課・高齢者団体と連携した普及・啓発活動の実施 枝分かれ図の読み上げはここまでです。 第3回報告の送付時にもお伝えしていますとおり、前回協議会資料からの変更点が2つあります。 変更点の1点目です。 第2期計画案の「4 施策の方向性」は、大きな3つの柱で構成されています。 3つの柱とは、1アクセシブルな書籍等の量的拡充・質の向上(つくる・ふやす・あつめる [コンテンツ]) 2アクセシブルな書籍等の普及と継続的な提供(とどける・つなげる・ひろめる[サービス]) 3視覚障がい者等の障がいの種類・程度に応じた配慮(それぞれに合った [支援]) です。この部分は変更ありませんが、2のなかの中目標としていました「アクセシブルな書籍等の普及と継続的な提供」とその下の小目標「書籍等利用のための操作スキル習得支援」「端末機器等の情報提供」の2つを、佐藤議長からいただいたご意見を参考に、3番目の柱である、3「視覚障がい者等の障がいの種類・程度に応じた配慮」の中目標と小目標へ位置を移動しています。 変更点の2点目です。 第3回協議会の構成案と目次案では、柱、中目標、小目標までしか記載していませんでしたが、今回は小目標からぶら下がる具体的な取組27目標を新たに追記しています。この具体的な取組は、計画の現時点評価で得られた今後に向けて必要な取組と、協議会でいただいたご意見を参考にしています。ご意見をいただくときに該当箇所をわかりやすくするため、便宜上通し番号を付けていますが、現時点ではそれぞれの柱の下に、順不同で網羅的に位置付けています。